赤ワイン スリー いのち、ふくらまそう

[日本限定] 12本 ■D・エイブリュー×M・ロラン…約束の黄金コンビの監修にて鳴り物入りで登場したSLDのネクストスター【Cliff Lede Cabernet "Poetry" Stag's Leap District 2016】 ///　スタッグス・リープ・ディストリクトの新旗手　///　 ◎SLDの頂点を虎視眈々と狙う新星。

デヴィッド・エイブリュー×ミシェル・ロランの満点タッグにより、2000年代前半に鳴り物入りでデヴューを飾った『クリフ・レイディ』。

その後、フィリップ・メルカを招集してからも躍進を続け、’13年にて遂に【RP100点】を獲得。

その後ダナックからも満点を受賞し、スタッグス・リープ・ディストリクト地区産としては、『シェーファー・ヒルサイド・セレクト』以来、史上二作品めのダブル満点ナパ・カベとなりました。

設立当初はモダンなワイナリー建物や、畑の区画に往年のロックの名曲の名を付けるなどして新しい時代を予感させるニューカマーでしたが、今や押しも押されもせぬSLDを代表する生産者となりました。

この度のご案内は最新’16年。

今年も【RP99点+】と、まるで再試飲後の満点格上げ余白を残したかのような準最高評価（リサ女史のレビューにもそれを匂わす発言が…後述します）。

更にダナックも99点と、’13年に次ぐ仕上がりとなりました。

まさにヒルサイド・セレクトと並ぶ、SLDカベルネ「もう一つの頂点」とも言えましょう。

しかしながら、日本割当はなんと…≪6本＋6≫（！？）。

業務用も含めた、国内全量でたったのこれだけです。

ハーランやジャッジだってこの10倍以上はあるのに…。

▼クリフ・レイディ・ヴィンヤーズ（Cliff Lede Vineyards） ミシュラン【三ツ星】に輝く「全米で最も予約困難なレストラン」ことフレンチ・ランドリーにもオン・リストし、グレース・ファミリーの元醸造家であったギャリー・ギャレロンが腕を揮っていたことでも有名なスパークリング・メーカー『S・アンダーソン』。

2002年、このワイナリーを購入したカナダ人ビジネスマンが、クリフ・レイディその人。

大改装工事の後にワイナリーを『クリフ・レイディ』とし、栽培家にデヴィッド・エイブリュー、コンサルタントにミシェル・ロランというシンデレラ・コンビを招聘し、旧S・アンダーソン時代には影を潜めていた（造られてはいました）スティル・ワインへの本格尽力により、エキサイティングなナパ・カベが誕生することとなりました。

後にアンダーソン・ヴァレーで最も旬なワイナリーであった『ブレゴ』も傘下に収め、レイディー・ファミリー・ワインズを形成。

これによりクリフ・レイディは「泡、カベルネ、ピノ、シャルドネ」の全てにおいて、北カリフォルニア最高峰の造り手…という非常に珍しいスタイルの、かつ卓越した生産者となっています。

2012年からの醸造家はクリス（クリストファー）・タイナン（Chris Tynan／右画像）。

ニューヨーク生まれ、テキサス育ちの彼は、元々ブドウ畑の灌漑管理を行っている栽培会社の技術者として働き始めました。

2004年に 『ケイン』で、2005年に『ブランキエ』でのハーヴェスト・ワークの職を得て、ヘレン・ターリーとジョン・ウェットローファー夫妻との繋がりを持ちます。

その系譜でしょうか？2006年、なんと『コルギン』のアシスタント・ワインメーカーに大抜擢。

コルギンでは五年間に亘ってヴィンヤード・マネージャーのデイヴィッド・エイブリューと共に仕事をこなしました。

2012年、デイヴィッドの紹介でクリフ・レイディに参画。

間もなくチーム入りを果たすという、シンデレラ・ボーイ的なキャリア・アップを続け、遂にはクリフ・レイディの醸造責任者にまで上り詰めました。

クリフ・レイディが自社所有する2つのエステート・ヴィンヤードの1つ、『ポエトリー・ヴィンヤード』は、旧S・アンダーソン時代は『リチャード・チェンバーズ・ヴィンヤード』という名称で、実はここからの単一畑カベルネも造られていましたが、正直ぱっとしないものでした。

しかしエイブリューと彼の元で数多の "企業秘密" を伝授された当初の醸造家、ミシェル・エドワーズの手腕により見事に転生。

骨格あるギュっと詰まった細やかなタンニン広がる極上のSLDカベルネへと生まれ変わりました。

リチャード・チェンバーズ時代から栽培されていたオリジナルのカベルネもそのまま残しており、中にはかなり古い樹齢のオールドヴァイン・カベルネも含まれているのだとか。

古樹の扱いは難しいものですが、流石にエイブリューの手にかかれば…といったところでしょうか。

◎Wine Advocate #223（2018.10）より　【RP99点+】 「A blend of 86% Cabernet Sauvignon, 6% Cabernet Franc, 6% Merlot and 2% Petit Verdot, the 2016 Cabernet Sauvignon Poetry needs a little coaxing to begin to unfurl the tightly wound yet exciting scents of blackcurrant cordial, blackberry preserves, warm redcurrants and kirsch plus fragrant nuances of candied violets, underbrush, cigar boxes, menthol and star anise. Full-bodied and built like a brick house in the mouth, the palate features an almost impenetrable structure of super ripe tannins framing the taut, muscular fruit, finishing long. This beauty needs at least 5-6 years to begin to blossom, after which it may well warrant a perfect score.」　（Lisa Perrotti-Brown） ◎Jeb Dunnuck （2019.1）より　【JD99点】 「Similarly colored, the 2016 Cabernet Sauvignon Poetry comes from shallow, volcanic soils in the Stags Leap AVA and is a blend of 86% Cabernet Sauvignon, 6% Cabernet Franc, 6% Merlot, and 2% Petit Verdot. It offers killer notes of crème de cassis, black raspberries, toasted spices, vanilla, and exotic flowers. These carry to a profound, incredibly intense, layered wine that has no hard edges, perfect balance, building tannins, and a great, great finish. This is another magical wine from this team that ranks with some of the finest wines ever made from this valley. As with most 2016s, it has some upfront charm and accessibility, yet will be at its best with 4-6 years of bottle age and will keep for 3-4 decades.」 …ということで、リサ・ブラウン女史も「開花まで5〜6年は要するだろうが、さすれば恐らくパーフェクト・スコアは間違いないだろう。

」と述べています。

20年が望ましいヒルサイド・セレクトに比べれば、より早く飲めるあたりも嬉しいポイント。

’16年はカベルネ86％にフラン6％、メルロー6％、プティ・ヴェルド2％のブレンド。

新樽比率81％のフレンチ・オークで21ヶ月の樽熟成。

’16年はクラシックなナパにとっての最高のヴィンテージ。

自社ポエトリー・ヴィンヤードの中でも最上のブドウのみを使用することで、熟したダークチェリー、カシスやチョコレートの風味に加え、途方もない複雑さが備わり、スパイスが薫りつつ、骨格あるぎゅっと詰まった細やかなタンニンが口に広がる素晴らしきナパ・カベが完成しました。

●日本に12本しか存在しないナパ・カベ。

■パーカー監修アドヴォケイト誌99+ポイント ■ジェブ・ダナック99ポイント

• 商品価格：47,500円
• レビュー件数：0件
• レビュー平均：0（5点満点）
• ショップ　　：カリフォルニアワインのYANAGIYA